運転免許証取得の道のり②
渡墨2か月と数週間過ぎ、ようやく運転免許証取得の日がやってまいりました!
待ちに待ったこの日…スペイン語はまだまだカタコトなので、現地の方に付き添いとしてついて来ていただきました。
運転免許証取得までの今までの道のりは、こちらで紹介しています↓
グアナファト州レオンの「Secretaria de Seguridad de publica(公安局)」に出向きます。
場所はレオンの中心部に位置します。中心部には運転していったことがなく、道中、迷う自信があったため(どんな自信???)Uberを利用。
優しそうなお兄さんだったけど、めちゃくちゃ荒い運転でした。
地図には「臨時休業」と掲載されていますが、きちんと開局しています。
グアナフアト州・レオンの運転免許証
「Secretaria de Seguridad de publica(公安局)」には、予約当日10分前までに到着するように、と予約表にかいてあります。
こちらが外観です。大きな通り沿いで、駐車場は横の道路のとなりに有料駐車場があります。
受付
必要書類を持って2階の受付へ。
建物の中には拳銃を持ったポリスが常駐…厳しい顔をしています。公安局ですからね。
受付で以下の必要書類を提出します。
支払い
運転免許証の有効期限は、3つの期間から選ぶことができます。
免許証の種類 | 期間 | 新規発行、更新料金 | 再発行 |
タイプA | 2年 | 615ペソ | 218ペソ |
タイプA | 3年 | 783ペソ | 218ペソ |
タイプA | 5年 | 949ペソ | 218ペソ |
面接
書類を提出し支払いを済ませると、名前を呼ばれます。30分くらい待ちました。
名前を呼ばれた後は奥に行き、簡単な個人情報確認の面接があります。
「この人、スペイン語少ししか話せないんだけど、通訳の僕も入れる?」
と、付き添いの現地の方が聞いてくれたところ、
「英語話せる?」と、職員のおじさま。
ホッ…英語を話せる人がいる!この安心感ったらない!
リストに自分で名前と面接開始時間を記入。そして面接スタート。
面接では、名前、住所、病歴、服薬の有無、住所の掲載について、事故時の臓器提供について、などについて聞かれますので、返事を用意しておきましょう。
ちなみに、住所を運転免許証に掲載することによって、現地の人と同様、運転免許証が本人確認証として使用できるようになるということでした。
いちいち滞在用のVISAを提示しなくても良いということになります。
両手の指紋と顔写真を撮影すると、その場でカードを作成してくれます。
運転免許証掲載の情報に誤りがないか確認し、免許証を受け取って終了…のはずでした。
ところが!
印刷された運転免許証を一目見て、「Oh…」みたいな、呆れたような顔とジェスチャーをする…。
「なんだなんだ!なにかある?私、変な顔で映ってる?後ろに何かいけないものが映っちゃった?」
おじさん「こんな風になっちゃったから、もう1度作り直すね。」
…
と言って、見せてくれたカードには…私の顔写真が、運転免許証に逆さまに印刷されていた。
と、いうわけで、もう1度作成しなおし、無事に運転免許証を受け取ることができました。
めでたし、めでたし。
まとめ
約2か月くらいかかった、メキシコ・グアナファト州・レオンでの運転免許証取得についてまとめました。
メキシコでの自動車運転免許証取得は結構な手順がいるのですね。
でもでも、講習やテストは一切なし!いいのか?
「メキシコの運転免許証は買うもの」と聞いていたのは、このことか!
赤十字病院に行って血液検査、身体検査、診断書を書いてもらって提出するとまでは思っていなかったので、とても良い経験となりました。
今は時々80~100kmですっ飛ばして運転しています。(レオンには制限速度80kmの一般道があります。)
今回も読んでくださって「Gracias!」