メキシコ、おすすめ観光地
メキシコの首都は「メキシコシティ」で、メキシコ共和国の政治、経済、文化の中心地で、世界でも重要な文化・金融の中心地の一つです。
メキシコには、カンクンのようなリゾート開発が進んだ地域、チチェン・イッツァ、テオティワカンなどのマヤ文明の美しい遺跡が残る地域、また都市部では、歴史的な建造物と近代的な街並みが混在する地域、など様々な魅力を持った国です。
まず、メキシコ情報はこちら↓
メキシコの誇る名所をいくつか見てみましょう。
リゾート地
Cancún（カンクン）
ご存じ！ユカタン半島の南に位置する世界的に有名な、メキシコで最も人気のあるリゾート地！
「カンクン」というのは、マヤ語で「カン＝蛇」「クン＝巣」→「蛇の巣」という意味がありますが、ビーチに蛇はいませんのでご安心を！
どこまでも続く青空に白い砂浜のコントラスト。透き通った海…まさに「カリブの楽園」です。
首都メキシコシティから飛行機で約2時間、マリンスポーツ、無人島ツアー、ゴルフ、ショッピング、食事、ナイトライフなど、大人から子どもまで、様々なアクティビティを楽しむことができます。
メキシコ政府による開発規制が行われている関係で、海水が非常にきれいなのだそうです。
全てのアクティビティをオールインクルーシブで楽しむことができ、大変便利で、近隣国アメリカからはバケーションで、また日本からは新婚旅行で人気のあるリゾート地です。
Gran Cenote（グラン・セノーテ）
見てください！この透き通った泉を！
グラン・セノーテは、メキシコにあるセノーテのなかでも、世界的に有名なセノーテのひとつで、メキシコのユカタン半島に位置し、有名な観光地「カンクン」から南へ約65kmの場所にあります。
「セノーテ」とは、スペイン語で「地下水が溜まった天然の井戸や泉のことを言います。
太陽の光が差し込むとセノーテの底が見えるほどの透明度の高いグラン・セノーテ。写真だけでも本当に綺麗ですね。
ここでは、シュノーケルやスイミングを楽しんだり、透明度の高い水中の写真を撮ることもできます。
「プラヤ・デル・カルメン」という小さい街だったところにリゾートホテルの開発が進み、新たなリゾート地として数年前から人気上昇中のリゾート地となっています。
「プラヤ・デル・カルメン」では、有名リゾート地ということもあり、危険と言われるメキシコでもナイトライフを安全に楽しめます。
遺跡巡り
Chichén Itzá（チチェン・イッツァ）
メキシコ・ユカタン半島にあるピラミッド、「チチェン・イッツァ」はマヤ文明の遺跡です。
ユネスコの新・世界七不思議のひとつに選ばれています。
代表的な遺跡が、この「ククルカン神殿（エル・カスティージョ）」と呼ばれる、マヤ文化の最高神「ククルカン」が祀られているとされているピラミッドです。
「チチェン・イッツァ遺跡」は、1988年にユネスコの世界遺産に登録され、世界中から多くの人が集まり、その彫刻の美しさに魅了されています。
毎年250万人以上の観光客が訪れ、さまざまなツアーを体験することができます。
4つの方向に見られる階段の合計数に最上段をプラスすると365段になり、1年の暦を表しているといわれています。
Teotihuacan（テオティワカン）
1987年、ユネスコの世界文化遺産に登録された古代都市「テオティワカン」は、紀元前2世紀頃に築かれたといわれています。
メキシコ中央高原で栄えた「テオティワカン文明」の遺跡で、「神々が集う場所」と呼んだのが名前の由来だそうです。
紀元前2世紀頃に築かれたのち、一度滅びたものの、14世紀にアステカ人が聖地とし、再度繁栄することになりました。
宗教観を表す、計画的に設計された都市で太陽のピラミッド、月のピラミッドをはじめとして、南北5キロにわたる「死者の道」の設置された、壮大な古代都市です。
一般公開されているエリアは264haで、神殿、カルサダ・デ・ロス・ムエルトス、その近隣にある住宅地など、主要な複合体が集中しています。
Monte Albán（モンテ・アルバン）
モンテ・アルバンは、メキシコのオアハカ州南部にある先コロンブス期の遺跡で、メソアメリカ最古の都市の一つとされています。
オアハカ州は現在も先住民の文化が色濃く残る州で、モンテ・アルバンはサポテカ族の社会・政治・経済の中心地として約1000年にわたり重要な位置を占めていました。
モンテ・アルバンの中心は、山頂を人工的に削り取り白い漆喰で覆ってある、約300m×150mのメイン・プラザです。
モンテ・アルバンのモニュメントの特徴に、多くの石彫モニュメントがあります。歪んだポーズをとる人間の形で、生け贄の犠牲者を表現しているとも言われていて、当時の文化を知る興味深い遺跡です。
オアハカには、この他にも自然の残したたくさんの魅力的な場所があるので、是非訪れていただきたいです。
都市部観光
Guanajuato（グアナフアト）
グアナファトは、スペイン植民地時代（16世紀～18世紀）の面影を残す街で、カラフルな家々が立ち並ぶ街並みは「宝石箱をひっくり返したような街」と表現されます。
メキシコシティから車で約5時間の「グアナフアト歴史地区」は1988年、世界遺産に登録されました。
おすすめは夜間、ピピラの展望台から見下ろすキラキラした景色！（注：暗くなってからは、安全のために、徒歩ではなく必ずケーブルカーを使用しましょう）
ピピラの展望台にはメキシコ独立戦争の際に活躍した人物の像があり、グアナファトでは英雄的存在として市民から愛されています。
2017年に公開されたディズニーのピクサー映画「リメンバーミー」の舞台となったことでも有名です。
そして近隣の「サンミゲル・デ・アジェンデ」もユネスコの世界遺産に登録された都市で、ここにあるゴシック様式の美しい聖ミカエル大天使教会は、数多くの雑誌の表紙を飾った有名な教会で、訪れる価値ありです。
実際にグアナファトを訪れた際の様子はこちら↓
Mexico City（メキシコシティ）
ラテンアメリカで最も重要な、メキシコの政治、経済、文化の中心地、メキシコシティ。
街のいたるところに、古代の民族、現代の人々の歴史や物語が息づいている場所です。
世界遺産に登録されている「メキシコシティ歴史地区とソチミルコ」では、古代遺跡と、スペインの植民地時代の名残りのヨーロッパ風コロニアル建築、両方を楽しむことが出来ます。
国立人類学博物館、フリーダ・カーロ美術館など、メキシコの魅力が密集しています。
メキシコシティからは、テオティワカンなど数多くの遺跡のある地域やカンクンにもアクセスしやすく、多くの観光を楽しめる都市です。
都市中心部では街歩きやグルメやショッピング、舞台、またメキシコではプロレスも人気なので、プロレス鑑賞も楽しむことができます。
San Miguel de Allende（サン・ミゲル・デ・アジェンテ）
「サン・ミゲル・デ・アジェンデ」は首都メキシコシティから北西に車で4時間ほどのメキシコの中央部、グアナフアト州に位置しています。
コロニアル様式のセントロはユネスコの世界遺産に登録されていて、住宅、教会、企業など、あらゆる建造物に対して、歴史的なオリジナルの外観を保つことが義務付けられています。
中心部には、サン・ミゲル・デ・アジェンデの象徴である地元産のピンク色の石を使った大聖堂（教会）が建っています。
第二次世界大戦後、外国から多くの人々が地元の教育機関で美術の授業を受けるために来たという背景から、アーティストやミュージシャンなど、芸術や文化に関心のある人たちに愛されるようになり、近年さらに、魅力的な地域文化の伝統、芸術への注目度が上がっています。
2021年には、アメリカの「Travel+Leisure」という雑誌の「The 25 Best Cities in the World」の第1位に選ばれています！
引用：Travel+Leisure 「The 25 Best Cities in the World」
メキシコシティの北西170マイルに位置するこの街は、ネオゴシックとスペイン植民地時代の建築が融合し、デザイン好きにはたまらない場所です。「ドアの向こうの家々がどのような形をしているのか、ミステリアスで興味をそそられます」とある読者は言いました。複数の回答者が「魔法のよう」と表現したサン・ミゲル・デ・アジェンデは、その歴史と、拡大する食文化でも読者を魅了しました。また、「どこを見ても素晴らしい景色と美しさ、歴史がある」と、豊富な観光スポットを称賛し、歩きやすく移動が容易な街であることを述べています。屋上レストラン、中心街のエルジャルダン、歴史博物館など、サンミゲル・デ・アジェンデは読者を魅了し、ある読者は「サンミゲルは、とても美しく、歴史があり、人々が親切で、食事やレストランも素晴らしい、素晴らしい街です。」と言っています。
まとめ
メキシコは、その歴史から、素晴らしい世界遺産や自然がある観光名所の宝庫です。
また、一方で、その自然を利用し進んだリゾート開発において、世界中で有名な成功をもたらした地域を併せ持つ、魅力的な国です。
- 広い土地と豊かな気候に囲まれて、素晴らしい自然を感じ取れる場所がたくさんある
- 時間を忘れて、カリブのリゾート地でさまざまなアクティビティを楽しむことができる
- マヤ文明の美しい遺跡が存在する、歴史を感じられる場所がたくさんある
ということで、絶対行きたい人気スポットを8選、ご紹介しました。
こんな素敵な場所がたくさんあるメキシコに、一度足を運んでみませんか？
今回も読んでくださって「Gracias!」
