メキシコの生活事情!電気、ガス、水道、気になる「暮らし」をご紹介

mexico-lifeメキシコ情報

メキシコの生活事情!

メキシコの暮らしってどんな感じを思い浮かべますか?

住宅は、色とりどりのカラフルなコンクリート造りの家やレンガ造りの家?

電気やガスはどんな感じ?水道や水質はどうなの?

住むとなるととても気になりますよね。

実際に、メキシコ・レオンにて家をレンタルして暮らしている様子をご紹介します。

メキシコの住居探しついてのご紹介はこちら↓

家の造り

この辺りの家ではレンガやコンクリート造りが多く見られます。そして、おそらく最近のトレンドとして壁に大きなガラスの窓が設置されていたり、ガラス張りの家が多いです。

床は石系タイルが多く見られますが、最近はフローリングクッションタイルを敷いている家も増えている傾向にあるようです。

お子さんがいるご家庭は赤ちゃんとかハイハイしますよね…どうするんだろう?お座り時期には裏にコテンと転んだりもする…。カーペットを敷いたりするのかな?

多くのご家庭は土足ですが、スリッパもお店に販売されているので、そういうものを使用しているご家庭もあります。

掃除について

床がタイルのため、基本モップがけすることが多いです。水道水に洗剤を入れてモップがけしますが、家が広いと腰が痛くなります。

我が家は掃除機で埃を取ってからモップがけをしています。

最近のお風呂はガラス張りが多く、水道水にカルキが多く含まれる水質のため、すぐにガラスに水滴の跡がついてしまいます。

そのため、シャワーをしたあと、スクイーパーで軽くガラスを拭いてから出ます。

水アカ対策として、時々ビネガーを含ませた洗剤で拭くとキレイになります。

そして、このあたりでは「ムチャチャさん(お手伝いさん)」と契約し、お掃除や家の管理を定期的にお願いするご家庭も多いです。

これは、「雇用の供給」としてメキシコでは大事なことです。

近所の皆様は共働きのご家庭が多い様子で、お手伝いさんが玄関を掃いてたり、お兄さんたちが車を洗ったり犬の散歩をしている光景が日常的にあります。

駐車場

mexico-parking

メキシコ・レオンでは車を屋外に停めることが多く、また、住宅地でも路上に停めることも多くあります。

車の中に何か荷物を残しておくと、車上狙いに合うので注意荷物が窓から見えなくても、トランクに電子機器など置いておくと、IT機器などを探知するセンサーを使用して盗まれることも!

新しい家は屋内に停めるタイプの駐車場を設置するご家庭も増えているようです。

そして、日本だと駐車場には大抵バック駐車しますが、こちらではアメリカ同様、前から突っ込み駐車が多いですね。

気になる暮らし「電気、ガス、水道」

メキシコ・レオンの電気、ガス、水道などのライフラインについてご紹介します。

電気

メキシコの電圧は約120Vで、日本と電圧が異なるため、日本の電化製品には変圧器を使用すると安全です。

home-lights

ライトに関して、比較的新しい家は、天井にはめ込むようなおしゃれな形のLEDライトが多いようです。日本でも流行っていますよね。

雨季などは時々停電するため、乾電池式のランタンなども準備しておくことをお勧めします。

日本に比べて少し暗めの照明に感じますが、ワット数次第で明るくできるかな。

照明が暗いとお子さんの視力が悪くなりがちです。日本のような、照明の明るさを調整できるようなライトはまだ見たことはないです。

明るめの電気器具を購入したり、床置きの背の高いライトを購入したりして対応すると良いと思います。

ガス

我が家の場合は、ガスを使用するのはガスコンロとお風呂、そしてオーブンレンジです。

ガスは定期的にガス屋さんが来て補充してくれるというシステムです。

このような↓タンクが大抵屋外かテラスにあり、ガスを使用するために着火して使用します。

gas
これは大きめのガスタンク
gas2
火がつきました
ガスの使用方法
  1. まず、黒く丸いツマミを着火🔥マークまで回し、上のボタンと着火ボタンを同時に押して種火をつけてしばらく上のボタンは押したままにする。種火がついたら黒く丸いツマミをさらに回して火を大きくする。逆に回すと種火が消えてしまうので注意。
  2. お湯が沸くのには30分ほどかかる。もし水道を多く使用して冷たくなっても、また30分ほど待てばまた熱いお湯が出る。(タンクが大きければ十分お風呂に足りるだけのお湯が出るが、タンクが小さいと途中で冷たくなることもあるため、家族が多くて一軒家を探すときはタンクが大きい物件を選ぶ方が良い。)
  3. みんなが入り終わった後、つまみを逆に回してガスを消火する。(ガスをつけっぱなしのご家庭もあるが、我が家は入る30分ほど前に毎晩着火する)

タイマーをセットしておけばお湯が沸きお湯が張られるような、日本での便利な生活に慣れていると少し不便ではありますね。

こちらはキッチンのガスコンロ↓6個もあって大きいです。

kitchen-oven

メキシコ・レオンは標高が高く、沸点が低いため、最初は料理によっては日本と同じようにうまく茹でることができません。慣れるまで少しかかるかも。

こちらはキッチンのオーブン↓

gas-oven
ガスオーブン、上は電子レンジ

オーブンはついている家とついてない家がありますし、築年数の短い新しい家ではガスコンロの下についているご家庭が多いかも。

チャッカマンみたいな着火ツールを使用してガスを着ける場合もあります。

水道

水道をためる貯水槽みたいなものが家に着いていますが、地面に穴を掘ってコンクリートで固めただけのタイプが多いと思います。

でも、隙間があるので少なからず草やゴミが入ったり石や砂が入ったり…。中を覗くと綺麗な水ではないです。

アパートなどは大きなタンクが屋上にあり、ポンプで汲むタイプだと思います。

キッチン

home-waterserver

メキシコでは一般的にキッチンにウォーターサーバーが置いてあるご家庭が多く、スーパーにはその詰め替え用ボトル「ガラフォン」が販売されています。こちらのボトルは20L。

日本でも近年ウォーターサーバーを設置するご家庭も増えてますよね。

金額は50ペソほどで、近所に詰め替え用ボトル販売車が回ってくる地域もあります。玄関まで運んでくれるので便利!

飲み水は、ウォーターサーバーの水やBritaで浄水した水を使用、我が家では沸騰させる場合もウォーターサーバーの水やBritaで浄水した水を使用しています。

Britaは、日本を離れるとき私の大切なお友達たちがギフトで下さったもの。感謝🧡

そして水道水は、食器洗いや加熱する食品を洗うときに使用しています。

我が家は野菜や果物については、そのまま生で食べる場合は消毒し、そのあと綺麗な水で濯いで使用しますが、消毒したあと濯がずに使用するご家庭もあるようです。

お風呂

基本、ほとんどシャワーのみです。夏は暑いし、冬も凍える程にはならないから。

水質は硬水でカルキが多く含まれており、シャワーヘッドにカルキを抜く器具をつけている方もいるそうです。

ほとんどの家はシャワーのみでバスタブはついていません。

シャワー室や中庭の排水溝に敷いておくとよいものがあります。これ↓

drain-cover
排水溝カバー

排水溝カバーをかけておくと、虫が入りにくくなります。虫嫌いの私には必須!

それから、お風呂といえばバスタブ!

我が家にはバスタブがあり、冬場の寒い時はバスタブを使用しますが、バスタブのお湯を抜くと、少なからず砂のようなものがそこにこぞんでいます…。

また、バスタブにお湯を張ると、なかなか熱いお湯が出なくなってしまうことがあるので、あまり使用していません。勿体無い…。

洗面所

先に述べた通り、水質が硬水でカルキが強く、嫌な匂いがする時があります。

また、貯水槽は地面にありあまり綺麗な水質ではないため、我が家は口を濯ぐのにはウォーターサーバーの水を使用しています。

Mii
Mii

いちいちお水をキッチンから持ってくるのが面倒なんですが…。

洗顔は口に入るわけではないので、普通に水道水を使用しています。

ちなみに洗面所はアメリカのようにシャワー、トイレとくっついています。

トイレ

home-bathroom
メキシコはこんなガラス張りのシャワーが多い

メキシコのトイレは、水圧が弱いことが多く、紙が詰まりやすいです。一般のご家庭のみならず、レストランでも同様です。

我が家の場合は、水を流す際、ツマミを長めに押すと大丈夫です。

トイレットペーパーは少量ずつ、こまめに流して詰まり防止が必須!

地域や場所によっては水圧が弱いため普通に流すことができず、使用した紙をゴミ箱に入れるようになっているところもあります。

観光地などに行くと、トイレは有料です。有料にして、綺麗に管理して保つことはいいと思います。

番外編

  • ゴミ捨て→ごみ収集はゴミ箱を外に出しておけば収集車が来て持っていってくれます。
  • インターネット→繋がりにくい地域あり。家の中でも繋がりにくい場所あり。壁がレンガのため?

まとめ

日本と大きく違う点はやはり靴を脱いで生活するという常識が違うところでしょうか。

正直なところ、日本での暮らしに比べて「電気、ガス、水道」なども少々不便は感じます。

でも、生活していればそのうち慣れて、住めば都になるかな?

今回も読んでくださって「Gracias!」

タイトルとURLをコピーしました