日本から海外への送金
「海外赴任中、何があるかわからない!」
「先に海外へ行った家族が多額のお金を必要としている。」
車の購入資金や、教育費、多額の治療代、など思わぬ出費があるかもしれません。
転ばぬさきの杖、日本の口座から海外の口座へ送金、また、日本国内の振込や送金もできるよう準備しておくと安心です。
日本からメキシコへの送金
日本からメキシコへ送金する場合も、今回ご紹介する方法がもちろん利用できます。
送金方法、そしてその送金をするための準備として、以下のことが重要となります。
- 送金方法の決定(Wise, PayPal, 銀行や郵便局を通しての送金など)
- 送金処理を海外からも操作できるようにしておくこと
おすすめ「Wise」
Wise
Wiseは、近年利用者が増えている海外送金サービスで、世界中の人々が利用しています。
この送金方法をおすすめする理由は、「他のサービスと比べて手数料が圧倒的に安いから」です。
Wiseのサービスは、厳密にいうと海外送金ではありません。送金側、受け取り側の両方で、国内送金が2回行われます。
日本にもWise自体の銀行口座があり、海外送金したい方の口座から一旦日本のWiseの銀行口座に送金、その後海外のWiseの口座から、海外の銀行口座へ送金が行われるということです。
一般的な銀行間の海外送金では非常に高い手数料がかかりますが、Wise自体の銀行間の送金ということで、手数料が格安となる仕組みとなっています。
また、画像のようにクリアな手数料表示があり、安心して利用できます。
おすすめグローバルバンキング
日本の主な主要銀行、SMBCや三菱UFJなどはオンラインバンキングをグローバル展開していますが、特別な手続きが必要です。
以下、ぞれぞれの銀行の手続きについて簡単に説明します。
銀行によって条件や申し込み方法は異なりますので、ウェブサイトを熟読の上、申し込み期間を過ぎることのないよう、十分な余裕を持って申し込みをしましょう。
SMBC三井住友銀行の場合
SMBCダイレクト・グローバルサービス
現在SMBCダイレクトを利用していること、以下の条件を満たすことが対象です。
- 国内企業からの派遣で海外赴任する方、また帯同する家族
- 海外留学する方
- 日本から海外へ出国し、帰国予定のある方
国内振込、海外送金、残高・入出金明細照会、電子メール配信サービスなどが利用できます。
申請から完了まで時間がかかるため、出国の3週間前までに申し込みが必要です。
SMBCダイレクト・グローバルサービスは3か月目から月額220円で利用できます。(2022年10月現在)
三菱UFJ銀行の場合
MUFGグローバルダイレクト
以下の条件を満たすことが対象です。
- 国内勤務先から海外赴任する方、また帯同する家族
- 在外公館勤務の方
- 海外留学する方
日本で既にオンラインバンキングを利用しているかどうかで、必要となる申請期間が異なります。
それぞれ手順も異なりますので、確認しましょう。
申請に必要な期間は以下のとおりです。
- 三菱UFJダイレクトを契約していない→3週間前までに
- 三菱UFJダイレクトを契約済み→グローバルダイレクト、ワンタイムパスカードを申し込む(2週間前までに)
- ワンタイムパスカードを持っている→グローバルダイレクトを申し込む(2週間前までに)
MUFGグローバルダイレクトサービスは月額300円で利用できます。(2022年10月現在)
私は三菱UFJ銀行の口座を持っており、既にオンラインバンキングを使用していましたが、ワンタイムパスカードを持っていなかったため、3番目の手順が必要でした。
まとめ
メキシコ出国後でも、事前に手続きをすれば海外への送金サービスや、日本の主要銀行のオンラインバンキングサービスを利用することができます。
テクノロジーが進歩し続けている現代、便利なサービスはどんどん使っていきたいですね。
しかーし!ここはメキシコ…何があるかわからない。海外送金をする際には、一旦少額を試し送金してから、大きな金額を送金することをおすすめします。
今回も読んでくださって「Gracias!」